【総会】関西遊商が第62回通常総会を開催 役員改選で小西理事長が重任

 関西遊技機商業協同組合(関西遊商、小西哲也理事長)は5月24日、大阪市中央区のホテル日航大阪において第62回通常総会を開催した。

 総会に先駆けて行われた代表者研修会では、大阪府警察本部生活安全部保安課の林秀行課長補佐が登壇。大阪府下の犯罪情勢の報告に続いて(1)広告宣伝の健全化と依存対策(2)不正改造事案の撲滅(3)子どもの社内放置事故への注意喚起、などについて業界への要請があった。
 続いて、同組合の社会貢献活動に対して感謝状の贈呈が行われ、大阪市浪速区の幡多伸子区長、大阪府協同募金会の林田潔常務理事、大阪府赤十字血液センターの駒田修調整監からそれぞれ小西理事長に感謝状が贈呈された。

 総会冒頭あいさつに立った小西理事長は、会員各社のメイン事業である中古遊技機流通について、2022年度は約55万台となり2021年度の約75万台から大幅に減少したことを報告。10年前と比較すると半減している現状にあるとして、厳しい状況にあるとの認識を示した。スマート遊技機の登場については今後の展開が大いに期待されると述べ、日工組によるKIBUN PACHI-PACHI委員会による活動が既存ユーザーのみならず休眠ユーザーに届けられることに期待していると語った。

 総会は組合員総数124名中、出席者(代理出席含む)110名、委任10名で議決権の過半数に達しており、総会は定款通り成立した。

 議案審議では、第1号議案「2022年度事業報告」、第2号議案「2022年度決算報告と承認を求める件」、第3号議案「2023年度事業計画案の承認を求める件」、第4号議案「2023年度収支予算案の承認を求める件」、第5号議案「字句の一部修正委任の件」が上程され、すべて満場一致で承認された。

 なお任期満了に伴う役員改選では、小西理事長の重任が承認された。

(ヘッダー写真)小西哲也理事長
(フッター写真)左:大阪府警察本部生活安全部保安課の林秀行課長補佐 右:大阪市浪速区の幡多伸子区長からの感謝状贈呈

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