【総会】遊運協通常総会 谷理事長が新たに選任

 遊技機運送協同組合(遊運協、髙部鉄次理事長)は6月14日、アートホテル日暮里ラングウッドにて第23回通常総会を開催した。

 役員改選となる今期は、髙部理事長と栗原真副理事長が勇退しそれぞれ相談役に就任。理事長には西日本支部長の谷直人副理事長が新たに選任された。また、他の議案もそれぞれ承認された。

 総会終了後の記者会見では来年4月の改正労働基準法施行によりトラック運転手の時間外労働が年960時間に制限される2024年問題に質問が集中した。

 遊運協としては、運賃の適正化や時間配送効率化を目指すために、まずは遊技機メーカー団体と交渉に入っていることを明らかにして、遊技機メーカー団体にもおおむね理解していただけていると感じているとした。また、秋頃には各ホール団体とも交渉していく見込みであり、来年4月に迫っている改正労働基準法施行の前に必要な対応をしていくことを明らかにした。

 総会終了後の懇親会では、関係団体から幹部が揃って来賓した。また、警察庁生活安全局保安課の坂ノ上圭佑課長補佐が同課の松下和彦課長のあいさつを代読。2024年問題についても業界側の要望に真摯に向き合う姿勢を明らかにしている。なお、今年の総会シーズンにおける松下保安課長の来賓あいさつ(代読含む)については、ホール団体、遊技機メーカー団体、販社団体の総会のいずれの来賓あいさつにおいても2024年問題を必ず含めており、同様の趣旨のことを述べていることから、警察庁としてもこの問題の解決に向けて要請に応じる姿勢がはっきりしていると期待できるところである。遊技機の運送は遊技業の日常にとって必要不可欠な職域であることから、2024年問題については業界全職域を挙げて対応していく必要があり、警察庁のこの姿勢は好材料と言えるだろう。

 コロナ禍明けということもあり、久しぶりの懇親会に各団体幹部らの懇親が深まった一日となった。

(ヘッダー写真)遊運協執行部 (フッター写真)警察庁保安課坂ノ上圭佑課長補佐

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