全国にパチンコホールを展開するダイナム(東京都荒川区)は2021年12月28日、12月16日に「災害時等における施設利用の協力に関する協定」を山口市と締結した旨、発表した。同日に山口市役所で行われた調印式では、山口市の伊藤和貴市長より同社を代表して参加した山口店の寺園巧ストアマネジャーに協定書が授与された。
伊藤山口市長は今回の協定でダイナムの店舗駐車場の一部を臨時ヘリポートや自家用車での一時避難場所として災害応急対策に活用させてもらうことに言及し、「災害に強いまちづくりを進める中で大変意義深く、そして心強く感じる」とコメント。「今回の協定を契機にいかなる災害にも対応することのできる防災対策の取り組みをさらに加速させ、安全に安心して暮らせるまちづくりの実現に努めていく所存である」とし、一層の支援と協力を呼び掛けた。
今回の協定の具体的な内容は、山口市内で大規模災害が発生、または発生する恐れがある場合に、ダイナム山口店およびダイナム山口小郡店、ダイナム山口阿知須店の駐車場の一部を消防・自衛隊等の災害活動拠点として提供するもの。防災協定の締結は、同社と地方自治体が協力し、災害発生時に迅速かつ円滑に被災地を支援することを目的に実施しており、ダイナムと地方自治体との防災協定締結は今回の山口市との締結で12件目となる。
同社では、今後も地域とのさらなる共生を目指して、地域社会の発展につながる貢献活動を継続していくとしている。
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