パチンコホールを全国展開するマルハン（京都市上京区、東京都千代田区）は12月9日、同社の西日本カンパニーが運営する「マルハン下松店」（山口県）のスタッフが11月8日に山口県下松警察署で福田浩美下松警察署長より人命救助で感謝状を授与された旨、伝えた。また、12月5日に全日遊連理事長感謝状を金栄作山口県遊協理事長より授与されたという。

　本件は、10月31日にマルハン下松店のスタッフ・田邊花緒梨さんが車内放置事故防止のため駐車場を巡回中、近くの河川の土手で老女が入水自殺を図ろうとしているのを目撃し、応援に駆けつけた同僚の藤本さやかさんと老女を救助したというもの。

　このたび、11月8日に福田下松警察署長から上記の2名に対し、人命救助に対する謝辞とともに感謝状が授与されるとともに、引き続き人命最優先で取り組んでいる駐車場等の巡回活動を要請された。さらに、12月5日には金栄作 山口県遊協理事長より、全日遊連理事長感謝状が2名に授与された。
　マルハンは良き企業市民として社会への責務を果たすべく、自らが社会を構成する一員であることを意識。同社の店舗を利用しない人にも「マルハンがあって良かった」と思ってもらえるよう、今後とも企業、従業員ともに、地域社会との「共感・信頼」を重視し、社会の持つさまざまな問題に真摯に取り組み、「良き企業市民」としてさまざまな社会貢献活動に努めていくとしている。