マルハン、4度目の「くるみん」認定

 パチンコホールを全国展開するマルハン(京都市上京区、東京都千代田区)は11月12日、厚生労働省労働局より「次世代育成認定マーク(くるみんマーク)」の4度目の認定を受けたことを発表した。

 同社では2019年に3度目の認定を受けて以降、2019年4月から22年3月末まで、次世代育成支援対策推進法に基づき「職務や勤務地等の限定制度」や「変形労働時間制等を活用した柔軟な働き方」「性別役割分担意識の是正のための情報提供・研修」の実施等に取り組んできた。これらの実績が評価され、このたび4度目の認定を受けることができた。

 くるみんマークは、厚生労働省が「子育てサポート企業」として認定した企業に付与するマーク。認定を複数回取得している企業が増加していることから、現行のくるみんマークは取得回数が一目でわかるよう、取得回数に応じて星が増えていくように設計されており、マルハンは4度目の認定のため「くるみんマーク」の星の数が4個になった。

 2019年4月1日~2022年3月31日の取り組みは以下の通り。1.希望する労働者に対する職務や勤務地等の限定制度の実施では、「勤務地限定制度の選択比率=46.2%」「グローバル社員2547名」「ブロック社員1759名」「ホーム社員426名」(2022年3月時点)。2.変形労働時間制等を活用した柔軟な働き方の実施に関しては、「社内にてテレワークのトライアルを開始」「変形労働時間制の拡充(7.5時間シフト・8.5時間シフト追加)」「イクボス宣言の表明」「テレワーク・デイズ2019の参加登録」「間接部門および営業部門一部役職者にてテレワーク(在宅勤務)を解禁」。3.職場優先の意識や固定的な性別役割分担意識の是正のための情報提供・研修の実施については、「働き方改革チームの発足」「評価指標見直し(ジョブ評価シート改変)」「イクボス宣言の表明」「働き方改革中間報告会を全国27会場にて計30回開催(店舗代表者および役職者=店長以上の1,260名が参加)。

 なお、次期(2022年4月1日から2025年3月31日まで)は次の3つに取り組む予定。1.妊娠中や出産後の女性労働者の健康の確保について「労働者に対する制度の周知や情報提供および相談体制の整備の実施」、2.育児休業に関する規定の整備、労働者の育児休業中における待遇「および育児休業後の労働条件に関する事項についての周知」、3.政府が掲げる“2025年までに年次有給取得率70%”を目指し、有休をとりやすい環境と管理しやすい仕組みを構築。

 

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