パチンコホールを中心に総合エンターテインメント事業を展開するマルハン(京都市上京区、東京都千代田区)の北日本カンパニーは2月22日、17日に名古屋市西区のマルハン上小田井駅前店で北日本カンパニーとして2回目となる「第6回マルハンサービスグランプリ(MSG)北日本カンパニー大会」を開催した旨、報告した。
同大会開催の目的は、「スペシャリストの発掘と育成」「出場者・運営・応援者のモチベーション向上」「ビジョン達成へサービスレベル向上」「ブランド価値の向上を図る」こと。北日本カンパニーが管轄する14道県(北海道、青森、岩手、秋田、山形、宮城、福島、愛知、岐阜、富山、福井、石川、新潟、三重)の全108店舗から3143名のスタッフが参加するなか、昨年9月~10月に店舗大会を開催。10月~11月にエリア大会が行われ、ブロック大会を経て選出された21名のファイナリストがマルハンサービスグランプリ北日本カンパニー大会に出場した。
笑顔、熱意、誠実性、洗練、迅速、飛躍性の6つの観点から審査した結果、東三条店の馬場春花さんがグランプリを獲得。2位には寒河江店の西尾査貴子さんが、3位には弘前石渡店の舘山耕大さんが入賞した。
大会会長を務める北日本カンパニーの韓俊社長はあいさつで「総勢3143名の従業員が、頂上決戦であるこのカンパニー大会を目指して、長く険しい道のりに挑戦してくれた」とし、そのさまざまなシーンで熱い想いを持ち、会社全体のサービスレベル向上に寄与してくれたことに謝辞を述べた。また、「私は企業の成長において、“弾み車の法則”という概念を重要視している。これは、『ビジョナリー・カンパニー2飛躍の法則』という著書で紹介されているものだが、長期間、一貫性を持って1つの方向に押し続けていれば、やがて反復的ループの累積効果により予想もしなかった莫大なエネルギーがもたらされる現象を指す。これまで全員で同じ方向をむき、想いを持ち押し続けてきたこのマルハンには、既に莫大なエネルギーが発生しており、この力をパチンコ事業のみならず、今後、新たに進出していく観光業においても存分に発揮していきたい」との考えを示すとともに、「従業員の皆も、新たなチャレンジの機会があれば迷わず手を挙げてほしい。そして、皆のより一層の成長と変化を心より期待している」と激励した。
なお、大会にはキリンビバレッジが特別協賛したほか、江崎グリコ、ロッテ、銀河フーズ、ひらまつ、マルハンダイニングが協賛した。
同社は、コーポレートメッセージに「人生にヨロコビを」を掲げており、エンターテインメントを通じて顧客に喜びと安らぎの場を提供することで、明るく楽しい社会づくりに貢献することを経営理念としている。"マルハン流の大衆エンターテイメントは一人一人の顧客に感じてもらう小さな感動の積み重ねにより実現する"という考えのもと、顧客との触れ合いやコミュニケーションを生む「接客」を同社の重点取り組みのひとつに位置づけている。
(写真)左:マルハン北日本カンパニーの韓俊社長 右:グランプリに輝いた「マルハン東三条店」の馬場春花さん
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