ダイナムジャパンホールディングス（東京都荒川区）は5月24日、2023年3月期の連結決算の速報を伝えた。同社の2023年3月期連結決算は、営業収入117,206百万円（前期比111.5％）、営業利益6,764百万円（前期比63.5％）、当期利益1,798百万円（前期比36.1％）と増収減益となった。  

 中核事業であるパチンコホール事業に関しては、営業収入は増収を確保。一方、利益については、店舗におけるローコストオペレーションの推進、不採算店舗の閉鎖等収益の確保に努めたものの、遊技機償却費の増加、光熱費の高騰など営業経費が大きく増加したことにより、減益となった。

 また、航空機リース事業については、当事業年度中に新たに新造機３機を購入した結果、保有機数は６機となった。

 なお、パチンコホール事業においてはスマート遊技機の積極的な導入、店舗改装による既存店舗の競争力強化、Ｍ＆Ａ等による営業店舗数の拡大を通じて収益力の向上に取り組んでいく。また航空機リース事業においては、機体の購入に加えてリース資産を自社で管理する体制に向けた人員を確保するなど、長期的な安定収益の拡大に努めている。

 ちなみに、株主への期末配当は1株あたり2円50銭とした。

※同社の2023年３月期連結決算については、香港証券取引所及び当社のウェブサイトを通じて英語及び中国語にて「Annual Results Announcement」 を公表している。本資料は、日本国内の株主・投資家、その他利害関係者の皆様に参考として活用してもらうために決算の概要を日本語で要約したもの。正式な決算報告は英語版および中国語版となる。同社決算の詳細は、https://www.dyjh.co.jp/ir/archives/quick/index.html よりダウンロード可能。