パチンコホールを中心に総合エンターテインメント事業を展開するマルハン（京都市上京区、東京都千代田区）は6月19日、代表取締役会長の韓昌祐氏が紺綬褒章を受章したことを伝えた。なお受章に伴い、5月10日にマルハン京都本社で紺綬褒章伝達が行われ、京丹後市の中山泰市長より韓会長に褒状が伝達されたという。

　韓会長は創業の地である京丹後市の地域振興と人材育成を願い、ふるさと納税で寄付。この寄付金は「京丹後市韓哲・まちづくり夢基金」として、京丹後市の教育、文化、芸術 またはスポーツの振興、地域経済活性化のための新産業の興隆、その他のまちづくりにつながる人材育成、顕彰等を目的として使用される。

　紺綬褒章は、公益のために私財を寄付し功績が顕著な個人または法人・団体に対し、日本国政府より授与されるもの。韓会長は、1972年6月、2016年3月に続き、3度目の紺綬褒章の受賞となる。

　同社では、今後とも企業、個人ともに地域社会との「共感・信頼」、社会の持つさまざまな問題に真摯に取り組み、「良き企業市民」としての責務を果たしていくとしている。