DYJH、2024年3月期連結決算速報をリリース

 ダイナムジャパンホールディングス(DYJH、東京都荒川区)は523日、20243月期の連結決算速報をリリースした。

 同社の20243月期連結決算は、営業収入130,363百万円(前期比111.2%)、営業利益8,983百万円(前期比132.8%)、当期利益3,385百万円(前年同期比188.3%)と増収増益となった。

 遊技業界の概況については、「パチンコホール業界においては、遊技客数の減少や設備投資負担から、休業、廃業に追い込まれる店舗が増加する一方、大手企業を中心にM&Aによる業界再編が進行するなど、二極化の傾向が顕著になっている。また、一昨年11月に導入されたスマート遊技機は、スロット機の設置が拡大、業界全体の業績を牽引している」とし、「このような環境下、当社グループでは多数店舗においてスマートスロット機を増台する改装を実施した結果、スマートスロット機の設置比率は足元で約30%にまで拡大している。また競争力強化のため、収益性の向上が高く見込まれる高貸玉店舗を中心に大型リニューアルを実施、業績向上に努めている」と企業の現状を俯瞰した。

 このほか、航空機リース事業については、当事業年度中に新たにエアバス社製新造機4機を購入し保有機数は10機となっており、リース中の航空機を自社で管理する体制を構築するなか、今後は航空機管理サービスを他社へ提供することで収益力の強化、拡大を図っていくとした。

 なお、株主への期末配当は、1株あたり250銭とした。

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