静岡県・愛知県・山梨県・長野県でパチンコホールを経営するABC（静岡市駿河区）は11月28日、「ABCしあわせ基金」の寄付金贈呈式ならびに車両贈呈式を開催した。

　「ABCしあわせ基金」は、在宅福祉活動の充実と発展を図るためABC創業50周年の記念事業の一環として2003年6月に設立され、毎年、静岡県社会福祉協議会の同基金への寄付を行っており、寄付金の合計額は21年目の今年を含め、1億3,441万9,000円となった。この基金をもとに今年は3団体へ車両が贈呈され、静岡県内の社会福祉団体や民間非営利活動団体に贈られた車両は累計83台となった。

　静岡県総合社会福祉会館シズウエルにおいて開催された寄付金贈呈式では、冨田和宏代表取締役社長から社会福祉法人静岡県社会福祉協議会の神原啓文会長へ500万円の目録が贈呈され、神原会長からは冨田社長に感謝状が授与された。

　車両贈呈式で冨田社長は「昨今の物価高や光熱費の高騰などにより施設の運営は大変なご苦労があるものと思いますが、今回の車両贈呈が少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです」とあいさつ。この基金をもとに車両が寄贈される3団体にゴールデンキーを手渡した。