回胴遊商近畿支部 令和7年度近畿地区研修会

 回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商、大饗裕記理事長)の近畿支部(田辺哲支部長)は6月30日、大阪市中央区のスイスホテル南海大阪において令和7年度近畿地区研修会を開催した。

 研修会は田辺支部長の開会のあいさつで始まり、続いてあいさつに立った大饗理事長は「今こそ、業界が一丸となることが求められている」と力強く語った。

 また、来賓の大阪府警察本部生活安全部保安課の後口淳治課長補佐からは行政講話があり、大阪府下の犯罪情勢が報告された。特に現在は大阪・関西万博開催期間中で流入人口が増えている中、犯罪の増加が懸念されるとし、行政・企業団体・府民が一体となったオール大阪体制の必要性を述べた。

 業界の健全化については(1)遊技機流通の健全化(2)のめり込み防止対策の推進(3)子どもの車内放置事案の防止、の3点に言及。中でも闇スロへの転用をさせないための流通管理と、不正遊技機の流通を食い止める最後の砦としての点検業務の遂行に期待を寄せた。

 その後、通常総代会、本年度の活動計画、各委員会からの報告が行われた。

 閉会前には高谷厚之筆頭副理事長があいさつに立ち、中古機流通事業における電子化の現状について報告。行政、ホール団体からも保証書の電子化推進の要請がある中、関係団体との調整を進めていると述べた。またBT機については、販売業者側からもBT機の普及に向けて各団体と意見交換をしていきたいとした。

(フッター写真)左から、田辺支部長、大饗理事長、後口課長補佐、高谷筆頭副理事長

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