マーケティング

「P牙狼MAXX-MC」絶好調の背景 遊ばれ方分析レポート:登場週〜4週目

<遊ばれ方分析レポート> 対象機種:2021年6月7日リリース機(パチンコ) 対象期間:2021年6月7日〜7月4日(登場週〜4週目)

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6月7日リリース機に関するいつもの「遊ばれ方分析レポート」だが、今回は絶好調の「P牙狼 MAXX-MC」が含まれているため、特に当該機に対してコメントしたい。 (集計・監修 ワールド・ワイズ・ジャパン市場調査部 / TRYSEM(SUNTAC社)が提供する週間客数データを独自集計して掲載)

<「P牙狼 MAXX-MC」好成績の背景>

 6月7日にリリースされた<319ミドル>(表中では実線)は「P牙狼 MAXX-MC」と「P桜花忍法帖MD」の2機種。長時間遊技者比率(登場週)は両機とも26%台でスタートしたが、翌週から2機種の間に大きな差が生まれ「P牙狼 MAXX-MC」が「P桜花忍法帖MD」を引き離している。しかしながら注目すべきはその値であり、「P牙狼 MAXX-MC」の長時間遊技者比率は4週単純平均で27.2%。これは5月24日リリースの「Pベルセルク無双M-Z」の4週単純平均27.8%を僅かに下回っており、極端に大きな数値を記録していない。つまり、ここには驚くべき理由は含まれていない。

 また、同機種のプレイヤー1人あたりの平均遊技時間は、最高値を2週目に53.3分を記録したものの、「Pベルセルク無双M-Z」登場週の59.3分には及んでいない。

 従って、「P牙狼 MAXX-MC」好成績の背景は、当該機を前にして長時間遊技者が遊技機を独占しているという極端なイメージではなく、むしろ1台あたりのプレイヤーの数の多さにあると考えられる。事実、(1台あたりの)平均遊技人数は、リリースから4週間を経過してもなお9人台後半を維持しており、4週目のデータとしては滅多にお目に掛かることのできない数値を記録している。さらに、稼働の今後の行方を占う指標である「1人あたりアウト構成比」も4週目で9.8%という驚異的な値を記録。これらの点から、当面は「P牙狼 MAXX-MC」は盤石の稼働を維持し続けることが見込まれる。

 

 

(データ提供:SUNTAC株式会社 システム横断型業界統計サービス TRYSEM https://www.suntac.jp/

 

 

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