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「甘デジ」は勝ち額の大きさは重要視されない?<機種別遊ばれ方レポート10月5日号>

 9月21日週のパチンコリリース機はいずれも「甘デジ」となった。リリースされた4機種は「PA乗物娘N-K YT200」(以下「乗物娘」)、「PA FAIRY TAIL2 JWA」(以下「FAIRY TAIL」)、「PモンキーターンV GC250A」(以下「モンキーターン」)「PA遠山の金さん2 遠山桜と華の密偵JWD」(以下「金さん」)の4機種。これらについて導入週終了時点(7日間経過後)のプレイヤーによる遊ばれ方のサマリーレポートをお届けする(補足1)。データは文末に一括掲載している。

 機種別の平均(実)遊技時間については、60分以上遊技者割合が最も高かった機種は「FAIRY TAIL」で19.6%。逆に15分以内遊技者割合が最も高かった機種が「金さん」で35.8%という結果になっており、「金さん」で遊技したプレイヤーに短時間遊技者が目立つ結果となった。

 また「甘デジ」に娯楽性よりも射幸性を求めるプレイヤーは多くないと考えられるが、念の為に勝ち額について確認すると、4機種の中では15分以内遊技者割合が最も高い「金さん」が1万円台に達しており他を圧倒している。これに対して「乗物娘」の勝ち額は「金さん」の半分以下の4,720円となっており、同じタイミングでリリースされた「甘デジ」でも勝ち額に大きな差が生じていることが分かった。

 翌週以降の稼働を占う上で重要となる稼働安定度(1人あたりアウト構成比)は「乗物娘」が最も良好で12.3%(評価=A:安定)。「モンキーターン」は16.4%(評価=B-:やや不安定)となっており、登場週から稼働の安定感が感じられない状況になっている。

 なお、平均アウトは「乗物娘」→「FAIRY TAIL」→「モンキーターン」→「金さん」の順になっており、この4機種の中では「勝ち額」が最も小さい「乗物娘」が比較的安定感のある良好なアウトを記録していくものと考えられる。「319ミドル」などでは当然のように出玉性能がプレイヤーによる評価対象となるが、「甘デジ」に関してはプレイヤーがそれとは異なる指向性を有している場合があるという裏付けデータのひとつになりそうだ。

(集計・監修)ワールド・ワイズ・ジャパン市場調査部 https://www.world-wise.jp (データ提供)SUNTAC株式会社 システム横断型業界統計サービス TRYSEM https://www.suntac.jp/

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(補足1)本レポートにおける稼働データはSUNTAC社「TRYSEM」の週間客数データを使用 (補足2)1人あたりアウト構成比(%)= 1人あたり平均アウト / 機種平均アウト × 100 :1人のプレイヤーが占める平均アウトへの影響を確認するための指標。多くのプレイヤーにより機種平均アウトが形成されている場合、1人あたりアウト構成比は低くなり、対象機種での遊技をやめた場合の機種平均アウトへの影響が少ないため安定感がある。 (補足3)本レポートにおける稼働安定度指標(パチンコ・1人あたりアウト構成比)=11%以下:盤石、11%〜13%未満:安定、13%〜15%未満:やや安定、15%〜17%未満:やや不安定、17%以上:不安定

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