日本iスポーツ機構（大原弘代表理事）は11月12日、東京都渋谷区のSpotify o-nestでiスポーツ大会「日本シリーズ2022」を開催した。

　iスポーツとは、遊技機取り付けのスピードを1対1で競うもの。遊技機設置タイムに、傾斜のズレや作業中の道具落下回数に応じてタイムを加算。総合タイムが短い選手が勝者となる。

　大会は、Aブロック（店舗スタッフ部門）とBブロック（一般部門）に分かれて進行。フリーアナウンサーの井田将勝さん、パチンコライターのヒロシ・ヤングさん、『パーラー富士』（東京都豊島区）の堀哲文店長が実況を手掛ける中、24人の選手が技を競った。

　特にハイレベルな戦いを繰り広げたのは、設置業者や大工が多く参加するBブロック。前回大会優勝者のみょんチッチ・ジ・エンド選手が大会最短記録を次々と更新しながら勝ち進み、Bブロック決勝戦では設置タイム1分8秒を記録。しかし、初出場となるゆうちゃみ選手が精度の高さで上回り、総合タイムで逆転し勝利を収めた。

　決勝戦では、ゆうちゃみ選手とAブロック優勝者のくま選手が激突。設置タイム1分14秒、総合タイム1分29秒でゆうちゃみ選手が勝利し、優勝賞金の100万円を手にした。

　予選大会での設置タイム1分40秒から大きく記録を更新しての優勝となったゆうちゃみ選手は「入替は効率がすべて。これからもスピードをどんどん速めていきたい」とコメントした。なお、同大会には平和・オリンピア、豊丸産業、ピーワールドなど11社が協賛した。