PAA、第6回社員総会を開催

 一般社団法人ぱちんこ広告協議会(PAA、平野輝寿理事長)は12月13日、11月24日に東京都港区のTKPガーデンシティPREMIUM品川で第6回社員総会を開催した旨、報告した。また当日の懇親会では、警察庁生活安全局保安課の松下和彦課長からのあいさつを、同課の朝妻拓郎係長が代読した。

 総会には、第3期期末(2022年9月末時点)の会員総数65名のうち社員44名(委任状を含む)が出席。冒頭、大島克俊理事長(第6期当時)は、7期目を迎えるにあたり会員各位への謝意を述べるとともに、今回3年目になる広告動態調査、今年初めて取り組んだ広告大賞、これから本格始動する全日本学生遊技連盟などの活動に言及。加えて、「業界全体ではスマートスロットが市場を盛り上げており、今後登場するスマートパチンコとともに業界の未来に向けての大事な一年となるように思う。現在、広告規制の見直しなどへの取り組みも進められていると聞いており、広告事業者の団体であるPAAとしてもその動向を注視し、状況に柔軟に対応していきたい」と述べた。

 審議では、第1号議案 第6期事業報告及び決算報告の承認に関する件を原案通り承認。第6期の主な活動について、<「ぱちんこ業界の活性化」をビジョンに、「会員企業が安心して活動できる環境づくり」を前期に続き第6期の目的に掲げた。目的達成に必要な4つの力「交渉力、影響力、企画力、団結力」を培い、「PAAオリジナルサービスの拡充」「ぱちんこ業界が抱える全体課題に対する取り組み」「新たなファンの創出」「運営体制の強化」に注力。既存事業の充実に新規取り組みも加わり、徐々に活動の場を広げた。なお、運営はテーマ別にワーキンググループを設け、プロジェクトの速やかな実現化を図った>とした。

 第6期の新たな取り組みとして、広告宣伝ワーキンググループは「PAA広告大賞」を新設し業界内外から広く作品を募集した。このほか、全日本学生遊技連盟の活動は今期新設したプロジェクトで、9月26日に一般社団法人として登録。学生を中心とした若年層にぱちんこをアピールし、ファンの創出、リクルーティングを目的として取り組む。

 第2号議案 役員改選の件については、任期満了に伴う理事改選で全員が留任。総会後に行われた臨時理事会では、理事長に平野輝寿氏、副理事長職に本橋優氏が選任され、監事の両角正人氏が退任し、山本澄恵氏が就任した。

 第7期活動方針については、コロナ禍で停滞した各活動の再開と、新たな環境下で引き続き「ぱちんこ業界の活性化」をビジョンに掲げ、「会員企業が安心して活動できる環境づくり」に邁進。今期も引き続き目的達成に必要な4つの力「交渉力、影響力、企画力、団結」をキーワードに、「PAAオリジナルサービスの拡充」「ぱちんこ業界が抱える全体課題に対する取り組み」「新たなファンの創出」を行っていく。

 なお当日は、第6回社員総会記念セミナーを実施。POKKA吉田氏(本紙編集長)が「POKKA吉田が考えるこれからのぱちんこ業界の在り方」と題した講演を行ったほか、PAA広告大賞の表彰式も行われた。なお、広告大賞には作品総数106点の応募があり、厳正な審査の結果、グランプリにはグラフィック部門で梶野諭氏(デザイナー/株式会社ジュリアジャパン)、ムービー部門で五十嵐亜衣氏(映像デザイナー/株式会社プロテラス)が選ばれた。

 PAAは2016年に設立。「ぱちんこ業界の諸問題に積極的に関わりを持ち、広告に関して対応及び意義を浸透させる 」「ファンとぱちんこ業界をつなぐパイプとして、ファン拡大に寄与する」「広告論理の理解向上と広告の信頼性の向上を目指す」の3つを目的とし、ファン向けメディアや広告会社などが参加する。会員企業は2022年11月現在で68社。

(写真)ヘッダー:PAA平野輝寿新理事長 
(写真)フッター:(左)広告大賞受賞者審査員、(右)講演を行うPOKKA吉田氏(本紙編集長)

 

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