日遊協が第5回女性活躍推進フォーラムを開催

 一般社団法人日本遊技関連事業協会(日遊協、西村拓郎会長)の人材育成委員会は2月20日、16日に5回目となる「令和4年度女性活躍推進フォーラム」をオンラインで開催したことを報告した。当日は30社58名の女性社員が参加するなか、最終回となる今回は、前回の振り返りを経て、10グループがプレゼンテーションを行った。

 フォーラムの冒頭、都筑善雄担当理事が8年目となる同フォーラムの参加人数が過去最多となったことに謝辞を述べるとともに、例年は女性活躍をテーマにした社内向けの企画を設定していたが、今回からは増客に焦点を当て、外に向けた内容に変更した点を挙げ、「店舗担当者が考える難しいテーマではあるが、女性ならではの視点でどのような提案が出てくるか楽しみ」と、期待を寄せた。

 フォーラム参加者は、2022年9月から「増客をテーマに、自社に持ち帰り提案できる企画をグループで練り上げプレゼンテーションすること」をゴールに取り組んできた。プレゼンテーションでは、過去最大の58名10グループが、持ち時間10分のプレゼンテーションと、質疑応答に対応。ノンユーザーへの働きかけ、休眠層復活のきっかけ作り、SNSなどアプリを活用したアプローチをはじめ、時代を反映した企画や女性視点でのプラン等、多彩な提案を繰り広げた。

 プレゼンテーション終了後、フォーラム出席者全員の投票をもとに人材育成委員会が協議した結果、最優秀賞にはBBクイーンズの「WEB EXPO開催」が輝いた。同企画は、『結婚や育児などのライフイベントで離脱してしまった休眠主婦層は、何かきっかけがあれば戻ってくる可能性があるのではないか』との仮説を立て、対象となる30~40代の女性をターゲットにしたWEBポータルサイトを立ち上げ、コンテンツを展開するというもの。プレゼンテーションでは説得力のある課題提起と、作り込まれたサイトを使っての説明が高い評価を獲得した。

 同フォーラムは、女性も働きやすい環境、キャリアを描ける風土、女性が一層輝く企業、業界づくりの一環として2015年にスタート。セミナーやディスカッションを通じて現状の課題抽出や改善策を模索する。

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