福岡県遊技業協同組合(平岡聖教理事長)および同連合会、同防犯協力連合会の通常総会が5月24日、福岡市博多区の「グランドハイアット福岡」にて開催された。
総会に先立ち行われた講話で、福岡県警察本部生活安全部生活保安課の高野竜馬警部は、業界として取り組むべき課題として、「依存症防止対策」、「広告宣伝の適正化」、「不正改造事犯及び賞品買取事犯の絶滅」の3点を挙げ、警察行政としても、業界の健全化に向けた取り組みに理解を示し、引き続き支援をして行きたい旨を述べた。
総(代)会の成立が報告された後、平岡理事長は、諸般の連絡事項を報告した後、昨年度を振り返り、「なかなか明るい話題がない中で登場した、スマスロ・スマパチも手探りの状態が続いてはいる。ただ、物事の進化の過程ではないが、今後、段階的に顧客ニーズに即応したものとなって行くのではないか」と期待を寄せた。一方で、引き続き依存問題については、最重要課題として真摯に取り組み、より一層、社会から受け入れられてもらえる存在となるべく、改めて組合員に要請した。
議案審議では、2022年度事業概況並びに決算関係書類・監査報告、2023年度事業計画案、収支予算書案の設定等の審議が行われ、原案通り可決承認された。
総会後の祝賀会では恒例の社会貢献寄付金贈呈式が催され、福岡県児童養護施設協議会、(公財)九州盲導犬協会、(公財)福岡県暴力追放運動推進センター、(公社)福岡犯罪被害者支援センター、(公社)福岡県少年警察ボランティア協会の5団体に寄付金が贈られた。
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