【総会】栃木県遊協 加盟率100%を目指す決議

 栃木県遊技業協同組合(栃遊協、金淳次理事長)は6月1日、ホテル東日本宇都宮にて第57回通常総会を開催した。

 金理事長は冒頭あいさつで、これまでの業界の苦境を振り返り、広告宣伝ガイドラインの適正な運用の重要性やスマート遊技機の有効活用での期待について触れた上で、依存対策は最優先課題として、自己申告、家族申告プログラムの導入を今年は特に推進していく方針を明らかにした。

 来賓祝辞では、福田富一栃木県知事が、毎年恒例の寄付金贈呈について謝意を述べた。さらに今年が栃木県誕生150周年となることを踏まえ、年間を通じて栃木県の良さを知ってもらうために栃遊協組合員店舗にも力を貸してほしい旨協力を要請した。続いて全関東遊技業組合連合会(全関東連、佐藤孔一会長)佐藤会長が、コロナ禍での休業要請でエビデンスの重要性を学んだということを強調。スマート遊技機が業界発展の起爆剤になることを期待するとともに広告宣伝ガイドラインや依存対策、社会貢献など業界の重要課題について今までの栃遊協の協力に謝意を述べた。続いて栃木県警察本部生活安全部髙木克尚部長が、日ごろの防犯協力等に対して謝意を述べた。そして栃木県下のホール店舗の駐車場での車上狙いがあることと自転車の盗難があることを踏まえて、遊技客へ自動車と自転車の施錠の徹底を呼びかけるように要請した。

 議案審議では第8号議案まですべて承認された。特に7号議案は異例の「組合加入率100%を目指す」決議文採択の件となっている。県下ではこの時点で13店舗が栃遊協非加入とのこと。
 総会後の祝賀会のあいさつで金理事長は組合加入率100%を目指す決議について触れ、総会決議として採択したという根拠で非組店舗へ加入を積極的に促していくこと、この決議について栃木県警にも高く評価していただいていることなどを述べた。
 祝賀会は多数の関係者と来賓で盛大なものとなった。

(写真)福田知事と金理事長

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