岐阜県遊技業協同組合(金光淳用理事長)は、5月27日に岐阜グランドホテルにおいて、第60期通常総会を開催した。総会冒頭、これまで7期に亘り理事長を務めた大野春光前理事長に対し、金光理事長から感謝状ならびに花束の贈呈が行われた。大野前理事長は、「13年間、できる限りのことを精一杯やってきたが、コロナ禍の状況において自らのホール経営に灯りを見出すことができず、無理を言って退かせて頂いた。これからも金光理事長の元で協力しながら、自らのお店を守って頂きたい」とあいさつした。
総会審議に先立ってあいさつに立った金光理事長は、組合員の数が減少傾向にある中、新型コロナウイルス感染拡大防止対策や遊技機の大量の更新作業など大きな課題を抱えていると指摘する一方で、「岐阜県はぱちんこ営業者、行政、自治体、ファンの結びつきが強く、真面目でがっちりとした安心して前に進むことができる環境だと感じている」と感想を述べた。さらに、大量の遊技機更新の流れにおいて、申し合わせに反するホールが一部存在した事実に触れ、「困難な時だからこそ、“ルール”のみならず同じ業界の中で商いをしているという“マナー”“共通の価値観”を大切にして、末長く業を継続できるように努力していきたい」と述べた。
なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、岐阜県警察本部佐名康太生活安全部長の祝辞ならびに生活安全総務課の三輪哲久課長補佐の講話は書面によるものとなった。
議案審議では、2020年度事業報告、2021年度事業計画など8つの議案が審議され、満場一致で可決承認された。岐阜県遊協の組合員数は73(2020年度末)。
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