マルハン、スポーツ庁が「スポーツエールカンパニー2023」に認定

 パチンコホールを中心に総合エンターテインメント事業を展開するマルハン(京都市上京区、東京都千代田区)は3月9日、スポーツ庁より「従業員の健康増進のためにスポーツの実施に向けた積極的な取組を行っている企業」として『スポーツエールカンパニー2023』に認定された旨、報告した。

 同社は経営理念に「人生にヨロコビを」を掲げる企業として、疾病予防と健康保持・増進に取り組み、従業員の豊かな人生の構築と会社の健全な発展に努めることで、幸せで希望に満ちた明るく楽しい社会づくりに貢献していきたいと考えるなか、従業員とその家族の健康に関わるさまざまな施策や、マルハン健康保険組合との協働施策(コラボヘルス)として健康意識やヘルスリテラシーを高めるイベントを開催し、スポーツ活動の促進と、従業員が楽しみながら自発的に健康管理を行う風土の醸成に努めている。

 なお、同社が行っているスポーツ活動の推進と健康に関わる施策(例)は以下の通り。

 ◆チーム参加型ウォーキングイベントの実施 (2019年~)…健康保険組合とのコラボヘルス(協働施策)として、チーム参加型のウォーキングイベントを年に複数回開催。チームメンバーや他チームとの交流を通じて、職場内コミュニケーションが活性化されたとの声も。直近(2022年6月)の開催では、全従業員の22.7%にあたる約2,400名が参加。回を重ねるごとに参加者は増加している。
◆スポーツテストの実施 (2017年~)…健康保険組合とのコラボヘルス(協働施策)として、スポーツテストを年1回開催。健康増進に役立てもらうことを目的に、文科省が定める「新体力テスト」の6項目から体力年齢を判定するほか、50m走、歯科健診、トランポリン体験なども実施。2017年度 約220名(東京)、2018年度 約800名(全国6か所)、2019年度 1400名(全国18カ所)が参加。※2020~2022年度は新型コロナの影響により中止。
◆パラアスリートの雇用…2006年よりパラアスリートの雇用を行っており、現在3名の選手が当社に所属。狩野亮(チェアスキーヤー)パラリンピック5大会(トリノ・バンクーバー・ソチ・平昌・北京)連続出場。バンクーバー大会(2010年)スーパー大回転 金メダル、ソチ大会(2014年)滑降およびスーパー大回転 金メダル。永岡真理(電動車椅子サッカー選手)「Yokohama Crackers」の副キャプテン兼選手。2013年第1回アジア・太平洋・オセアニア選手権大会優勝。日本電動車椅子サッカー選手権大会2017優勝・MVP獲得。平野誠樹(電動車椅子サッカー選手)「Yokohama Crackers」の代表兼監督。2011年にクラブを初の日本一に導き、その後は2013年・2017年にも全国制覇。
◆「フルタイムアスリート」の認定・支援…マルハン東日本カンパニーでは社員の大野雄一朗(トライアスロン2022年年代別日本ランキング4位)を「フルタイムアスリート」に認定。他の従業員と雇用条件は変わらないものの、認定条件(日本大会、国際大会でのランキングを基準にBランク~Sランク)に応じてスポンサー費用や活動費用の補助、遠征等のための特別休暇付与などの支援を行っている。
◆健康づくりニュースの発行…社内報で健康にまつわる情報を年4回発信。また、マルハン健康保険組合からも年に1回機関紙を発行。健康情報のほか各種費用の補助について周知したり、簡単にできる運動や筋トレなどを紹介している。
◆その他…スポーツクラブ『ルネサンス』やホットヨガスタジオ『LAVA International』と法人会員契約を締結しており、従業員が一般より安い価格で利用できることを広報誌やホームページ等で案内して活用を勧奨。

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