パチンコ・パチスロ産業21世紀会の各団体は、6月16日、ホテルニューオータニにて、パチンコ・パチスロ産業合同祝賀会を開催した。合同祝賀会は昨年に続いて2回目。
合同祝賀会は全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連、阿部恭久理事長)の阿部理事長が欠席する中で始まっており、全日遊連の総会後に同じ場所で開催された。
冒頭で千原行喜全日遊連副理事長が「パーパス構想に基づく行動指針の策定」について発表した。
千原副理事長によってパーパスにおいて重要なミッション、ビジョン、バリューが発表された。パーパスが存在理由(why)とすれば、ミッションは何をするか(what)、ビジョンは目指すところ(where)、バリューは価値観、行動基準(how)となる。
業界のパーパス「遊びの力で心を元気に」のミッションは「遊びの心を広げ、楽しさと地域を繋げ元気にするエンターテインメント」、ビジョンは「日本独自のエンターテインメント産業として成長を目指す」、バリューは「・顧客との信頼・社会への貢献・コンプライアンスの遵守・雇用の創出と育成拡大」とした。
千原副理事長は業界全体の強みとするべきバリューについてさらに詳細に解説した。また、今後の展望として、災害発生後48時間以内にトイレ(T)、温かい食事(K)、ベッド(B)を避難所に用意するTKB48や熊本県人吉ロータリークラブの命のキッチンカーの事例について解説し、命のキッチンカーについては今後、ロータリークラブと協力して活動していく可能性も示唆した。
業界のパーパスにミッション、ビジョン、バリューが肉付けされ、21世紀会挙げてさらに深化させていくことになることから、千原副理事長は発表の最後に「業界全体 一致団結」を掲げ、その重要性を訴えた。
その後、警察庁生活安全局保安課の永山貴大課長、遊技産業議員連盟の田中和徳会長他議連メンバー議員が登壇し、それぞれ祝辞を述べた。祝賀会は昨年と同様に多くの業界関係者が参加して盛大に開催され幕となった。
(ヘッダー写真)千原副理事長
(フッター写真)左から、永山課長、遊技産業議連議員
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