マーケティング

機種別遊ばれ方レポート 8月5日号

0705 ASOBARE

 

今週は7月5日にリリースされた最新機種5機種にフォーカスして、リリース後4週目までの遊ばれ方をまとめてみた。例によって「長時間遊技者比率」「短時間遊技者比率」「1人あたり平均遊技時間」の3要素をグラフにして掲載している。

実線で表示されている3機種はいずれも「319ミドル」だが、3要素において若干の差があるものの、4週目までは似通った推移を見せている。とはいえ、「Pスーパー海物語IN沖縄5LTV」が3要素すべてで他の2機種の319ミドル機に対して遅れをとっているのが気になるところだ。「海シリーズ」のファンは、シリーズ機に対して強い射幸性を求めているとは考えにくいため、同じ「319ミドル」の他機種とは異なる遊ばれ方をしていると考えられるのだが、それがグラフに表れている。よって、この状況を「遅れをとっている」と判断するのではなく「海の特性が出ている」と理解した方が賢明かと思われる。

なお、残る2つの「319ミドル」(「P巨人の星 一球入魂3000MH」と「P宇宙戦艦ヤマト2202bS」)では、短時間遊技者が少ないという点で「P宇宙戦艦ヤマト2202bS」がグラフ上では目立っている。「長時間遊技者比率」の4週目においても、「319ミドル」3機種の中で唯一15%を上回る状態を維持しており、7月5日リリースの「319ミドル」の中では最も評価されているものと捉えることができる。

なお、当該機の「1人あたりアウト構成比」は1週目から順に、8.6%(盤石)→10.4%(磐石)→10.8%(磐石)→12.9%(安定)で推移しており、「安定レンジ」からまもなく「やや安定レンジ」へと移行するものと見られ、後続の競合最新機種のリリース状況次第では勢いが鈍化することが想定される状況にある。

また「ライトミドル」の「P蒼天の拳 天刻GEA」は5月以降リリースされたライトミドル機の中では極めて良好な推移を見せている。4週経過時点での「1人あたりアウト構成比」は12.8%(安定)を維持しており、これは「Pフィーバーゴルゴ13-2」と同じ水準だが、「P蒼天の拳 天刻GEA」の4週目時点での平均アウトが2万個をオーバーしている点を加味すると、”ゴルゴ超え”を十分に期待できる。

(集計・監修) ワールド・ワイズ・ジャパン市場調査部 (データ提供) SUNTAC株式会社 システム横断型業界統計サービス TRYSEM https://www.suntac.jp/

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