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「Pミリオンゴッド一撃MH」と「高須クリニック」「うまい棒」の違いとは?<機種別遊ばれ方レポート 2022年6月6日号>

 5月9日にリリースされた「Pミリオンゴッド一撃MH」(以下、「Pミリオンゴッド一撃」)は、昨年の「Pうまい棒4500から10500V1」(以下、「Pうまい棒」)ならびに今年2月にリリースされた「Pyes!高須クリニックCS2」(以下、「P高須クリニック」)によって生まれた、派手さはないが注目に値する「役物機ブーム」に沿ったものと言える。「Pうまい棒」「P高須クリニック」は共にその希少価値から、わざわざ設置ホールを探して遊びに出かけるというプレイヤーの遊技行動を呼んでおり、これらを設置することはある意味でホールの販促活動としても意味があると語るホール関係者も存在する。

 そのような状況下において登場した「Pミリオンゴッド一撃」は、先発2機種のような遊ばれ方をしているのだろうか。今回は、登場週から3週目までの遊ばれ方を比較してみることにする。例によってプレイヤーの遊技状況に関するデータは、SUNTAC社が提供するTRYSEMの客数データを使用する。

(1)1人あたり平均アウト

 「1人あたり平均アウト」は「P高須クリニック」「Pうまい棒」共に登場週から3週目までの期間、2,400発以上を記録しているが、「Pミリオンゴッド一撃」は登場数から1,330個を記録しており、先発2機種に遅れをとっている状況にある。

(2)平均遊技人数

 「平均遊技人数」は、逆に「Pミリオンゴッド一撃」が先発2機種を大きく上回った。さすがにビッグタイトルだけに多くのプレイヤーが当該機に注目し、遊技参加している様子が窺える。遊技参加人数が多いタイトルだけに、その歩留まりを高めることができたホールには、相応の恩恵が見込まれると言うこともできる。

(3)勝ち率

 リリース後3週間における「勝ち率」は3機種の中では「Pうまい棒」が圧倒的に高い。「Pミリオンゴッド一撃」は「P高須クリニック」と似通った勝ち率で推移している。

(4)15分以内遊技割合

 「Pミリオンゴッド一撃」の「15分以内遊技割合」は40%を超えてしまっており、3機種の中では最も短時間で遊技離反するプレイヤーが多いという結果となった。投資金額4,000〜5,000円程度を境にして、それ以上追い掛けないプレイヤーが4割以上存在している点が特徴的である。これは(1)の「1人あたり平均アウト」の値が低いことに影響を及ぼしているのは明らかで、ホールとしては「この先に何が待っているのか」を上手くアピールすることで「1人あたり平均アウト」を延ばす方向に遊技を誘導したいところだ。

(集計・監修)ワールド・ワイズ・ジャパン市場調査部 https://www.world-wise.jp 

(データ提供)SUNTAC株式会社 システム横断型業界統計サービス TRYSEM https://www.suntac.jp/

ミリオンゴッド比較研究

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